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日志


2月27日

家族の会話

我が家は以前から「運命論」で、事故に遭うのも病気で死ぬのもその人の運命と考えています。
誰かが旅行に行くときは、必ずかかりつけの歯科医の連絡先を確認します。飛行機事故などで遺体がバラバラになった時の歯形の照合のためです。
誘拐されて身代金を要求されたときは「うちにはそんなお金はありません」と言うことにしています。世間からの風当たりが心配ですが・・・。
 
両親は数年前に葬儀の事前申し込みをしたとのことで、その連絡先を教えてくれました。死亡を連絡する人の名簿は金庫に入っているそうです。どうせなら、祭壇の値段とか戒名の事も決めて置いて欲しいと言うと、経歴等もまとめてわかりやすくしておくと話していました。
 
私が急に死んだときのことを考えて、生命保険等の書類の場所を伝え、葬儀は家族だけで執り行って欲しいと伝えてあります。以前、自分のお葬式の夢を見たときに義理で参列している人の姿を目にしたからです。お棺に入れる花は菊ではなく、少なくても良いから大好きな色とりどりのガーベラにして欲しいことも。
 
実際にはどうなるかわかりませんが、そんな会話が日常的に出来る家族で良かったと思っています。
2月26日

父の病状

肺ガン疑いで検査入院していた父。先日退院後初めての診察がありました。
入院時の検査では肺の深い部分にある腫瘍の細胞を採取する事ができず、はっきりとした診断ができませんでした。今回はCT検査。腫瘍部分は若干成長しており、担当医は「おそらく癌でしょう」と診断しました。父には告知していませんので、私は遅れて診察室に入り医師から状況説明を受けました。
 
癌の成長は遅く、現時点では自覚症状はありません。このまま経過すると2~3カ月で咳などの症状が出現する可能性があるとのこと。間質性肺炎もありますから、むしろそちらの急変の心配が強いようです。間質性肺炎の治療方法はないとのこと。風邪などの体調不良をきっかけに急激に悪化するそうです。次の診察は2カ月後。症状が出たらすぐに受診するようにとのことでした。 
もう一つ。今後の治療方針について確認されました。癌の根治を目指すのであれば最後のチャンスだからです。
以前から家族で話し合っていたとおり「父には出来る限り普通の生活を続けて欲しい。心身に負担がかかる積極的な治療は行わない方針に変わりはありません。」と伝えました。
 
父の認知症は大きく変化はありませんが、やはり日にちの感覚がにぶってきているようです。あと、母の姿が見えないと不安そうにします。不安そうな父を見ていると悲しくなります。
母と話しました。「お父さんに告知しなくて良かったよね」って。癌の不安を抱えて過ごす日々は本人にとっても、それを見守る家族にとっても辛すぎます。
母に聞きました。「お母さんは告知して欲しい?それとも欲しくない?」
その時答えは出ませんでした。
2月25日

重度の方の短期入所利用

短期入所を利用するのは「介護者の負担軽減」が目的になる場合がほとんどです。
介護度が重い方を介護する御家族の大変さは一言では語れません。1日24時間、365日のほとんどはご家族が介護をして、サービスが入るのはほんの一瞬です。ご家族はいつも張りつめた気持ちで介護を続けています。
そんなご家族から「たまには休みたい。旅行に行きたいから短期入所を調整して欲しい」と言われたら、頑張って調整します。
 
先日も「要介護5」のご主人を介護する奥さまからそんな相談がありました。1年程前に利用していた施設に連絡し調整を依頼しましたが、見事に断られました。理由は「職員の体勢の問題で、重度の方は対応できない」とのこと。介護のプロが重度の方の介護が出来ない。そして、そのために短期入所が利用できないなんて不思議な話です。
ただ、たまにあることでもあります。重度でも黙って寝ていてくれる人だったら受け容れていただけるのですが、要望が多いと極端に難しくなります。「ベッドが開いていません」といって断られていることもあるかも知れません。
介護が必要な方が自宅で生活するために必要な短期入所の不思議です。
2月24日

「求めない」こと~加島祥造さんの本を読んで

先日コメントを頂いた疎林さんの紹介で、ある本~「求めない」(加島 祥造著) に巡り会いました。
求めないとはどういうことか、求めないとどうなるかなど、著者の思いがたくさん詰まった詩集のような本です。
この本を読んで著者に興味を持ったので、図書館で検索し「タオにつながる」という本を読みました。
 
「タオ」は初めて聞いた言葉でしたがZEN(禅)と同じように、「老子の道」を意味する言葉として世界で使われている言葉だそうです。
老子のことや、その教えについては勉強不足で良く解らないのですが、老子の教えを基に展開される著者の考えやお喋りは見事に今の自分の心境にマッチしていて、何度も読み返しました。
 
特に印象に残っているのは「孤独」について書かれた文章。
孤独=孤立+独立・・・自分がどちらの孤独なのかに心に留めておくこと
自由と孤独のバランス
1人で居ることの存在感
 
以前「自燈明(じとうみょう)」という本に出会って受けた印象は、自分の目線が変わった・・・なるほどと思うことが多かったんです。
「タオにつながる」を読んでいるときは「自分の心が清くなっていく」感覚でした。今まで思って生きていたことを言葉で表現してくれた喜びなのか、肯定された事への安心感なのか。きっと心に届いたこれらの言葉は潜在能力になって、数年後、数十年後に自分の言葉になって人生を支えてくれる大きな柱になるのかと思うと、その「時」が来るのが待ち遠しい気がしてきます。
 
最後に著者は「この本を読んで自分の可能性に目を向けてくれたら嬉しい」と言っています。通勤電車の中でこの本を読みふけっていたのですが、思わず涙が溢れてきました。この本を読み終えた最後に言ってくれたから嬉しかったんだと思います。
 
最後に「求めないこと」について。 
これも発想の転換の1つ。求めないと、時の流れに身を任せて縛りから解きはなたれるような感じがします。
How to本で「求めてはいけません」と書いてあったら、私だったら反発します。そんなことを他人から言われることではないからです 。控え目に提案してくださったこの言葉は、気持ちを切り替えたり、肩の力を抜いて一息入れる事なんだなと感じました。
2月18日

スーパービジョンのこと

今年度は「スーパービジョン」の研修を受ける機会がたくさんありました。
「スーパービジョン」というと?ですが、今流行の「コーチング」です。進め方やメンバーが違うので毎回新しい発見があります。先週の社内研修でも「スーパービジョン」が内容でした。
 
今回の研修では・・・
「人は不安や困難なことをたくさん抱えていて、その不安や困難を訴えるけど、その内容は具体性に欠ける事が多い。
具体性が見えてくると解決の糸口が見つかり、ほとんどのことは自分で解決することができる。」
と言うことに気がつきました。
 
ボンヤリした不安や困難を具体的にしていくために質問をしていくのですが、何に焦点を当てて質問をするか、またその質問の仕方によって解決への糸口も違ってきます。
「開かれた質問」や「閉ざされた質問」を有効に使い、傾聴や共感などの面接技法をフルに活用して相手の気持ちを受け止めて自己覚知に導いていきます。
そう考えると「スーパービジョン」は、その言葉ほど難しく感じなくなります。もしかしたら、もっと難しいものなのかも知れませんが、こんな捉え方で大きくまちがっていないような気がします。
 
講師は「困っている人にだけスーパービジョンを行うのではなく、特に問題がない人に対してもカウンセリング的な会話を作っていくことが必要なのではないか。その人が発する言葉の背景を理解しようとすることは、人としての尊厳を大切にすることでもある。」と話していました。
何気ない会話にもカウンセリングを取り入れると聞くと何とも面倒くさく疲れる気がしましたが、もし、みんながそのように尊厳を大切に思いながら会話をしたり関わりを持つことができたら、世の中に犯罪は無くなるよね~と一緒に受講した同僚と話していました。
専門職の技術だけではなく、相手を大切に思う気持ちが最も大切なことと言うことですね。
2月10日

アイルランド 旅の準備1

図書館で借りてきた「地球の~」のアイルランド編ガイドブックに一通り目を通しました。
行きたいところは2箇所。ゴールウェイという西部の中心都市を拠点に「モハーの断崖」「アラン諸島」「コネマラ国立公園」あたり。そして、北アイルランドの世界遺産に登録されている「ジャイアンツ・コーズウェイ」です。
日帰りツアーがたくさん出ているようなので、拠点を決めて滞在すれば簡単に方々の観光地に行くことができます。ただ、観光地巡りではなく「できる限りじっくり、まったりとその場にひたりたい。」「自分の足で歩きたい」となると日帰りツアーだけでは満足できません。
 
今のところ考えているのは・・・
①飛行機がダブリンに夜到着するので、翌朝鉄道で北アイルランドに行き、観光しながら南下してゴールウェイへ。ここを拠点に「コネマラ国立公園」「モハーの断崖」「バレン高原」「アラン諸島」を見て、鉄道でダブリンに戻る~というルート。
②西部に絞ってのんびり過ごす。
③ダブリンと北アイルランドに絞ってじっくり過ごす。
 
アイルランドって遠いんです。行くのに1日半、帰ってくるのに1日半かかりますから・・・できるだけたくさんの景色を見て頭に焼き付けたい・・・。
ただ・・・移動に追われるのはイヤ。本当は無計画にお天気と気分次第で旅ができたらいいのですが、なにせ短期間の旅ですから、行き先を迷ったりバスの時間を調べる時間ももったいないと思ってしまいます。多少の融通が利いて、天気が悪ければ「明日にしよう」といった気持ちの余裕も持てる旅。欲張りすぎかもしれません。
2月8日

オーディションに合格しました

芸能界デビューではありません。
 
昨日のブログにも書きましたが、病院で面接した利用者さんとご家族から、担当ケアマネの依頼がありました。「ぜひ、mimiさんにお願いしたい」と・・・。
帰社して机の上のこのメモを見たとき「あ~ケアマネをしていて良かった」と思い、疲れが吹き飛びました。
面接の間も気持ちの繋がりを感じて、心地良い時間でした。自分の人間性を受け容れていただいたという感じが強く、今までで一番嬉しい依頼でした。
 
退院予定は春。まだ何も決まっていない状況ですが、ご本人やご家族が感じている退院後の生活の不安を一つずつ解決していければと思っています。
 
気持ちよく3連休が過ごせそうです。
2月7日

キーをたたきすぎて・・・

今日は1日外勤せずに「書類整理の日」と決めました。
毎月のサービス利用実績と共に送られてくる「利用時の様子」といった報告書を利用者さんごとに分けて、一通り目を通した後、必要な物をPCの「経過記録」に入力しました。慌ただしく過ぎていった数カ月分の記録ですからたくさんあります。朝からPCのキーを叩き続けました。
 
その合間に利用者さんや事業所に連絡。訪問のアポだったりサービス調整だったり・・・。
またまた合間に、外勤から帰ってきた同僚の話を聞き、自分が困っているケースについて相談に乗って貰ったり・・・。
気がついたら17:00を回っていました。
少しは片づいたかな~事務処理。されど事務処理、やってもやっても終わりません。
 
明日は1日外勤。午後は入院中の新規のお客様と面談。担当するケアマネに会ってから決めたいそうです、契約するかどうか・・・。まるでオーディションみたい。福祉の社会もそんな時代になったんですね。
2月5日

たまってしまった仕事

毎日毎日、実に様々な相談が舞い込んできます。

今日の利用者さんからの相談。

①夫が今まで利用した来た通所リハを今日の利用を最後に辞めたいと言っている。どうしたものか・・・

②今まで看護師さんと家族で入浴の介助をしてきたが、家族の疲労感が強いので訪問介護を増回して手伝ってほしい・・・

③通所介護を週3回に増やしたい・・・

④訪問看護を利用したい・・・

 

①について

休止して様子を見るか、別の通所サービスを利用するか、意向を確認。別の通所介護を他の曜日に週2回利用しているので、しばらく週2回だけ利用して様子を見たい~とのこと。2月末に再度相談することにしました。

②について

訪問介護事業所に調整依頼。訪問看護事業所に提供時間等を確認。他に利用している訪問リハと福祉用具貸与の事業所にケアプラン再作成時の「サービス担当者に対する紹介」を送信。ケアプランを再作成し、明日から訪問介護の増回を決定。

③について

通所介護事業所に増回の調整を依頼したところ、現状では込んでいて利用できる曜日がないとのこと。空き待ちのリストに入れていただきました。

④について

かかりつけの病院の医療相談室に連絡し、担当医に文書で「訪問看護指示書」の依頼をすることとしました。文書は明日作成の予定です。

 

給付に関わる変更があった場合は、利用しているサービス事業所を集めてサービス担当者会議を開催しなければなりません。会議に出席できない事業所へは「照会文」 を送付してアドバイスを頂くという事が必要という決まりになっています。場合によってはあまり意味がないのですが、決まりなので仕方ありません。

このほかに1月からの継続調整が数件あり、サービス担当者会議の記録やケアプラン作成が溜まっています。

今週が勝負・・・です。

2月4日

相談3件

今日は一日で3件の相談。
1件目
家族同居の家事援助に付いての考え方を訪問介護事業所の担当者と調整。事業所としての考え、ケアマネとしての考えを確認できて、話が一歩進みました。利用者さんの状況も家族の状況もそれぞれ違いますから、適切なアセスメントって本当に難しいと感じました。家事援助と言っても極々短時間なのですが、ケアプランに載せて責任を持ってサービス提供していただくことにしました。
 
2件目
特別養護老人ホーム入所の申し込みを決めたご家族が「申込書」の記載の仕方について聞きたいとのことで来所されました。入所の意向を再確認し、必要書類を伝えました。
申込書を持参されたので、一項目ずつ確認しながら記入していきました。申込書の記載の仕方って、チョッとした工夫が必要なんです。介護の大変さを表現しなければ優先順位が高く尽きませんから。別居の介護者の限界を充分に書き込みました。
 
3件目
急に身体機能が低下し、今後について考える時間を作るために短期入所を利用中の方の家族が来所。自分でもどうしたらよいのかわからず、困り果てての相談です。短期入所は2月下旬まで利用の予定ですが、刻々と時間は過ぎていきます。他の兄妹との意見の違いや、自分の満足感がネックになっていて、なかなか話が進みません。施設にいる母のことを考えると罪悪感を感じる。また以前のように2人で暮らしたいが、何処まで頑張れるかわからない~、経済的にも負担が大きすぎる~などなど。なかなか話が進みません。自宅で看取るか、病院や施設入所等を考えているのかどうか。「いずれは施設入所」とのことだったので、今のうちに施設見学をしておくことを勧めました。進展がない中、話し合うこと2時間。最後に「小規模多機能居宅介護」について情報提供をしました。次回は来週また、相談に来られるとのこと。
 
実に様々なパターンの3件の相談でした。
2月3日

スウィーニー・トッド を観てきました

2月1日の映画の日に 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観ました。
久し振りの映画です。 ジョニー・デップ主演のミュージカル仕立ての話題作です。舞台はロンドン。おどろおどろしい雰囲気とメイクで話はテンポよく進んでいきます。
 
面白かったです。が・・・途中で目を覆ったシーンが1か所。吐き気をもよおしたシーンが2か所。見終わった後、シーンを思い出して吐きそうになったこと・・・帰宅まで数回・・・。
それが印象的だったのですが、ストーリーはせつないんです。
 
復讐心は人の心を悪魔にしてしまうんですね。